弁護士 田村 勇人 第一東京弁護士会所属
薬害事件は私が弁護士を志したきっかけになった事件です。落ち度がないにも関わらず予防接種により被害を受けた方のサポートをできる限りしたいと考え、報酬も実質2.6%とさせていただきました(給付金額が600万円以上の場合)。
接種を証明する直接証拠がない場合等、定型的でない事案についても取り組み、被害回復のサポートをさせていただきます。
肝炎給付金セカンドオピニオン相談
当事務所は現在お手持ちの資料で給付金の支給を受けられるか、費用がいくらになるかについてのセカンドオピニオンサービスを提供しております。
当事務所の弁護士費用は、実質2.6%ですので(支給金額が600万円以上の場合)、国から支給される金額を引くと、お客様のご負担は原則実質2.6%と実費のみになります(支給金額が600万円以上の場合)。
当事務所は、被害者の方に出来るだけ多くの給付金を手元にお持ちいただきたいという考えから、上記のような費用体系とさせていただいております。
肝炎給付金の訴訟提起前に一度、セカンドオピニオンをご活用ください。
フラクタルは後から値上げをお願いしません
法律事務所によって、お支払いいただく弁護士費用は様々ですが、ご相談を受けた方の中には、「最初8%と言われたのにあとから増額を要求された」というお話をお聞きします。
フラクタルでは、ご相談後やご依頼後に費用の値上げをお願いすることはございません。
弁護士費用は実質2.6%とさせていただきます。
給付金が支給されましたら、弁護士費用(国から支給される弁護士費用を含む)と消費税分、実費分を差引いてお返しいたします。
※なお、給付金額が600万円未満の方は、弁護士費用は一律22万円(税込み)をいただきます。
東京都 女性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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慢性B型肝炎(発症後20年経過) | ¥3,000,000 | 2015/10/初旬 | なし | 9ヶ月 |
弁護士のコメント
一度は主治医の方に接種痕が見当たらないと言われ、困られておりましたが、当事務所からご紹介した医師に丁寧に診ていただいたところ、接種痕が発見され、訴訟提起が可能となりました。
その後は資料の提出もスムーズに行うことが出来、最近では考えられないような短期間で和解に至りました。
その後、ご家族の給付金手続きもご依頼いただき、ご信頼をしていただいたことに感謝しています。
静岡県 女性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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慢性B型肝炎 | ¥12,500,000 | 2016/11/中旬 | 慢性肝炎であることの証明 | 9ヶ月 |
弁護士のコメント
慢性肝炎の病態の証明について診療録から国の基準を満たすことを明らかにし、請求通り、慢性肝炎の病態が認められました。
現在(2017年の時点)の平均期間に比べて短期間で和解成立しました。
東京都 男性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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慢性B型肝炎 | ¥12,500,000 | 2017/2/中旬 | 過去に慢性肝炎であったことの証明 | 14ヶ月 |
弁護士のコメント
幸いにも治療の効果があり、現在ウイルスが検出されない方でしたが、過去に保険診療にて慢性肝炎対応の治療がされており、かつ、途中でセロコンバージョンしていることが明らかになっていることを丁寧に証明し、和解が成立しました。
東京都 女性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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肝がん | ¥36,000,000 | 2018/7/初旬 | 患者本人の出生時から満7歳になるまでの居住歴 | 25ヶ月 |
弁護士のコメント
母子手帳がなく、7歳までの集団予防接種につき接種痕で立証が必要でした。接種痕につき、一度は病院で見えないと判断されてしまいましたが、小児科の詳しい医師をご紹介したところ、見つけることができ、無事和解に至りました。
東京都 男性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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慢性B型肝炎 | ¥12,500,000 | 2018/7/初旬 | 患者(二次感染者)の出生前後6ヶ月分の一次感染者の医療記録及び二次感染者の出生後6ヶ月以内の肝疾患に関する医療記録 | 21ヶ月 |
弁護士のコメント
二次感染の方でしたので、お母様の医療記録を取り寄せ、分析する必要がありましたが、取り寄せと分析につき当事務所が行なった結果、給付金対象者に該当することが判明し、和解成立に至りました。
神奈川県 男性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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肝硬変(軽度) | ¥25,000,000 | 2018/9/初旬 | 持続感染判明時以降1年分の医療記録 | 26ヶ月 |
弁護士のコメント
持続感染判明時の医療記録を求められましたが、既に医療記録が廃棄されておりました。医療記録が不存在であることや、他の周辺要件が認められていることから、和解成立に至りました。
千葉県 男性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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慢性B型肝炎 | ¥3,000,000 | 2018/9/中旬 | 父親の血液検査結果の原データ | 31ヶ月 |
弁護士のコメント
お父様の血液検査結果の原データを求められました。記録を遡ることで病院が判明し、データを提出し、和解に至りました。
東京都 女性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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慢性B型肝炎 | ¥12,500,000 | 2019/2/中旬 | 接種の場所や時期 | 26ヶ月 |
弁護士のコメント
予防接種を受けた具体的な場所や時期を明確にするよう求められました。客観的な資料が存在しませんでしたが、代理人の報告書を提出し、和解に至りました。
愛知県 男性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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慢性B型肝炎 | ¥12,500,000 | 2019/2/中旬 | ジェノタイプ検査結果の原データ | 23ヶ月 |
弁護士のコメント
特に争点はありませんでしたので追加資料を提出しスムーズに和解に至りました。
滋賀県 男性のご遺族 |
症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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肝がん | ¥36,000,000 | 2019/2/初旬 | 既に亡くなられていて、本人が感染していた事実と姉の血液検査以外の証拠が存在しない。予防接種を直接裏付ける事実が存在しない。 | 56ヶ月 |
弁護士のコメント
感染者が既にお亡くなりになられており、本人が感染していた事実とお姉さまの血液検査結果以外の証拠については周辺事実から立証する必要がある難事例でした。ご本人が小学校に通っていた事実、ご本人の生活環境等様々な証拠を提出することで要件を充足し、和解に至りました。
東京都 男性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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慢性B型肝炎 | ¥12,500,000 | 2023/1/中旬 | 症状発症時以降の医療記録 | 1年9ヶ月 |
弁護士のコメント
通院歴に空白期間があったことで、本来提出が必要な期間の医療記録が不足していたものの、空白期間が生じた理由を丁寧に説明することで、和解に至りました。
島根県 男性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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肝硬変 | ¥25,000,000 | 2022/11/中旬 | 訴訟継続中に症状が悪化した | 1年9ヶ月 |
弁護士のコメント
症状を慢性B型肝炎として提訴したものの、提訴後和解成立前に肝硬変と診断されたため、請求内容を肝硬変に変更する手続きを行いました。
肝硬変と診断されたこと、およびその原因がB型肝炎ウイルスであることを示す資料を迅速に提出することにより、比較的早期に和解が成立しました。
栃木県 男性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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肝硬変 | ¥36,000,000 | 2023/1/中旬 | 肝疾患以外の持病があった | 1年9ヶ月 |
弁護士のコメント
肝疾患以外にも複数の疾患を抱えていたため、複数の診療科に跨って医療記録を揃える必要がありましたが、集団予防接種によりB型肝炎ウイルスに感染し、肝硬変を発症したという因果関係を丁寧に説明することにより、無事に和解が成立しました。
埼玉県 男性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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肝硬変 | ¥25,000,000 | 2023/1/中旬 | 除斥期間 | 1年8ヶ月 |
弁護士のコメント
給付金の要件を満たす可能性が高かったものの、除斥期間が迫っていたことから、早急に提訴した上で証拠を後から提出する方法を採用し、除斥期間を経過することなく和解が成立しました。
神奈川県 女性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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肝硬変 | ¥36,000,000 | 2023/1/中旬 | 接種痕やジェノタイプ | 1年11ヶ月 |
弁護士のコメント
依頼者の方は当初他の法律事務所に相談されていましたが、当事務所へのご依頼に切り替えてくださいました。感染者の方が既にお亡くなりになっており、ジェノタイプの検査結果もなく、接種痕の存在も確認できないため、感染原因や集団接種による感染という事実の証明が困難な事例でした。しかし、代わりとなる資料を収集し、無事それらの証明をすることができました。その結果、相続人の方が給付金を受け取ることができました。
茨城県 男性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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慢性B型肝炎 | ¥12,500,000 | 2022/12/中旬 | なし | 1年8ヶ月 |
弁護士のコメント
過去に通院した医療機関が閉院しており、当時の医療記録の提出が不可能であったものの、その他の資料で現在までの通院歴を説明し、無事に和解が成立しました。
神奈川県 男性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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死亡 | ¥36,000,000 | 2023/2/中旬 | 相談中にご本人が死亡 | 1年7ヶ月 |
弁護士のコメント
患者様ご本人からご相談いただき提訴準備を進めていたところ、提訴前に症状が悪化し亡くなられました。
相続人に手続きを引き継いでいただき、相続人の方がご本人から聞いていた通院歴等の事実関係を整理して国に説明することで、無事に和解が成立しました。
大阪府 男性 (ご兄弟2名) |
症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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肝硬変 慢性B型肝炎 |
\25,000,000 \12,500,000 |
2022/3/中旬 | なし | 1年2ヶ月 |
弁護士のコメント
他の法律事務所において既にお母様とお姉様の和解が成立していました。しかし、当事務所を知ってくださった後は、当事務所に信頼をおいてくださり、ご依頼いただきました。依頼者の方々はご兄弟(2名)で共同訴訟をすることで、ご一緒に給付金を受け取ることができました。なお、ご一緒に提訴することで印紙代等の実費を節約することができるというメリットもございます。
千葉県 男性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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肝硬変 | ¥25,000,000 | 2022/11/中旬 | 肝疾患の原因としてB型肝炎ウイルス以外の原因が考えられた | 1年8ヶ月 |
弁護士のコメント
医師から脂肪肝を指摘されていたものの、肝疾患の原因はB型肝炎ウイルスであることをを丁寧に説明し、無事に和解が成立しました。
埼玉県 男性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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慢性B型肝炎 | ¥12,500,000 | 2022/11/中旬 | なし | 1年1ヶ月 |
弁護士のコメント
提訴時の十分な証拠提出をすることができたため、追加資料を求められることなく早期に和解が成立しました。
静岡県 男性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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死亡 | ¥36,000,000 | 2022/10/中旬 | 訴訟継続中の死亡 | 2年5ヶ月 |
弁護士のコメント
無症候性キャリアで給付金請求したものの、訴訟継続中にご本人が亡くなられたことから、請求内容の変更と相続人の方に訴訟を引き継いでいただく手続きを行い、無事に和解が成立しました。
神奈川県 女性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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死亡 | ¥36,000,000 | 2022/10/中旬 | 病態との因果関係 | 2年5ヶ月 |
弁護士のコメント
感染者の方が既にお亡くなりになっていましたが、死亡診断書がなかったため、死亡との因果関係の証明ができないと国から指摘された事例でした。通常、死亡診断書がなければ因果関係の証明は困難ですが、代わりとなる資料を集め、死亡との因果関係を証明することができたため、無事に和解に至りました。
熊本県 男性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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肝がん | ¥36,000,000 | 2022/9/中旬 | 病態との因果関係 | 1年2ヶ月 |
弁護士のコメント
B型肝炎ウイルスと肝がんとの間の因果関係が問題となる事例でした。肝がん(3600万円)と無症候性キャリア(50万円)とでは給付金額に大きく差があるため、通常提出する医療記録に加えて資料を集め、因果関係を立証しました。無事、肝がんでの和解が成立しました。
神奈川県 女性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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死亡 | ¥36,000,000 | 2022/4/中旬 | なし | 1年9ヶ月 |
弁護士のコメント
感染者の方は既に亡くなられていたため、相続人の方からのご相談でした。ご相談は、お手元に生前の医療記録がない状態からスタートしましたが、病院から医療記録を取り寄せ、そこから給付金請求の要件を満たす検査記録などを探し出すことに成功し、給付金請求に至ることができました。
神奈川県 女性 | 症状 | 給付金額 | 和解日 | 問題となった点 | 提訴から和解期間 |
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慢性肝炎 | ¥12,500,000 | 2023/3/中旬 | 肝数値 | 1年10ヶ月 |
弁護士のコメント
投薬治療によりALT値(肝機能の測定数値)が正常値まで抑えられていた事例でした。慢性肝炎の認定を受ける場合、原則としてALT値の異常が6か月以上継続している必要があるため、これを満たしていませんでしたが、数値の上昇が抑えられているのが投薬治療の効果であることが立証できたため、慢性肝炎での和解が成立しました。
フラクタル法律事務所さんに依頼をお願いする前に、他の法律事務所のパンフレット説明内容で、弁護士費用のパーセンテージを見て、「やっぱり弁護士費用はそれなりにかかるもんだなぁ」と感じつつもどこか納得のいかない、もやもやした感じがあり二の足を踏んでいました。そんななかフラクタル法律事務所さんのホームページをみて経費内容がしっかり提示されており、資料収集からの依頼と一部依頼との費用の違いに納得でき、すぐに依頼をお願いしました。
メールでのやりとりが大部分でしたが、的確に内容を伝えてくださり、わからないことはすぐに返答してくださいました。信頼でき安心感も高まりました。
本当にありがとうございました。
ニックネーム:E.K様 症状:死亡 給付金額:3600万円
とてもていねいなアドバイスと対応をしていただき予想より大分早く和解することができ、給付金をもらえました。弁護士の皆様には大変感謝しております。ありがとうございました。
ニックネーム:風の声様 症状:慢性肝炎 給付金額:1250万円